特定非営利活動法人 NPO文化学習協同ネットワーク
2013年3月 認定NPO法人取得

ケーススタディ

ケーススタディ

さまざまな体験を通して学び、自らの進路を選択。

ケース1
他のメンバーと過ごす中で、しだいに他人への信頼を回復。
中学校の友人関係でつまづいたAさん。当初は、「中学の教室は、互いに空気をよまないといけない雰囲気があり、他人が怖い」と話していました。緊張感が強いため、1対1の個別対応を半年ほど続けてからフリースペース コスモの教室へ。他のメンバーと過ごす中でしだいにエネルギーを蓄えて、夏の四万十川冒険旅行や農業体験プログラムにも参加しました。「みんなで一緒に何かをやり遂げたことって、初めて」と話すなど、しだいに他人への信頼を回復。同世代のメンバーと進路について語り合い、高校への進学を決めました。
ケース2
対人スキルを身に付けて自信を取り戻し、高校へ進学。
いじめにあって、小学校5年生の時から不登校になったB君。学校に行けない自分を責めていましたが、コスモに見学に来て「自分と同じような人がいる。ここなら過ごせそう」と、安心感を覚えて通い始めました。その後、料理プログラムや宿泊体験などさまざまな共同生活体験を通して対人スキルを身に付け、徐々に自信を取り戻した結果、「もっといろいろな人や同世代の人と接して、視野を広げたい」と思い、高校へ進学しました。
ケース3
目標を持ってがんばっている若い人たちに、パワーをもらった。
人間不信に陥り、どこか人を避ける傾向にあったCさん。アルバイト先で仲間ができるわけでなくも、週5日堅実に働きながらも、引きこもりがちな生活を長い期間過ごしていました。 みたか若者サポートステーションに相談に訪れたCさんは、「私を必要としている人はいないと思いながら、生活しています。このまま何もできない自分となって、一生を終えそうです」と、つらい胸の内を語りました。 その後、コミュニケーションの練習のため、サポートステーションのプログラムにボランティアスタッフとして参加。他の若者に勉強を教えました。そして半年後には、自身の学びを活かせる場で契約社員として就職が決定。就職報告の際にサポートステーションでの活動を振り返って、「目標を持ってがんばっている若い人たちに、パワーをもらった」と話してくれました。
ケース4
発達障がいの特性を共有し、家庭・学校の受け入れ体制を整備。
「不登校児童で、支援が必要」という中学2年のD君をケースワーカーから紹介されたのは、春のことでした。3人兄弟の末っ子として地方都市で育ったものの、父親のDVから逃れるように母とともに上京しました。 保育園のころから落ち着きがなかったD君は、小学生になってから学校を休みがちに。子ども支援員に紹介されたときには、完全に登校ができなくなっていました。クラスメートとのトラブルも絶えず、いろいろな音が気になって授業や指示に集中できないという本人の訴えから、子ども支援員は発達障がいを疑い、専門の病院を紹介。発達障がいの特性を本人、保護者、担任教員と共有し、家庭・教室での受け入れ体制を整えました。 その結果、週の半分は学校に通えるようになり、現在は協同ネットの「中3勉強会」で仲間たちとともに来春の高校受験に向けてがんばっています。

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